こんにちは、タイム所長です。
本記事では、用途別で必要なPCスペックを考えた結果をお伝えしたいと思います。私はこの記事作成に使用してるPCは5年前に知人から購入した中古PCを使用しています。PC好きの知人でSSD換装とメモリ増設をした中古品です。何年前に購入したものかは知りませんが第6世代core-i3を搭載しているので2015年以降ではあると考えています。10年前近いPCですがサクサク作業できています。そこで皆さんに本当に必要なスペックはどんなもの?を考えた結果を提示します。(バッテリーだけは交換しています。)
今回はノートPCを前提に考えた結果になります。3D_CADやビックデータ解析/ディープラーニングなどの高負荷作業は対象外です。
まずは結論
OS | CPU | メモリ | ストレージ | |
現在必要スペック | Windows 11 | 第8世代以上Corei5 | 8GB | 256GB |
未来(5年先)まで見据えたスペック | Windows 11 | ↑ | 16GB | 256GB/512GB |
前提として、一般事務作業メイン(EC運営やブログ執筆含む)であること。ブラウザ利用やoffice系アプリの利用がメインで計算負荷は必要としない作業です。現時点で必要なスペックはメモリ8GB/SSD 256GBで良いと考えます。しかし今後5年を見据えるとメモリ16GBを選択することをお勧めします。SSDはブログで動画や画像を扱うのであれば512GBで、テキストデータやofficeデータのみであれば256GBで問題ありません。
購入するのは中古PCで十分です。上記スペックのPCなら2万~5万円程度で購入可能です。バッテリーは消耗品なので互換品で安く抑えながら交換は必要ですが、新品よりは断然コスパ良いです!下記リンクは中古PCを長年扱ってる信頼のおけるサイトです。ご参考ください。



CPU
CPUは第8世代以上のCorei5が良いです。
CPUは基本性能を重要なパーツです。人間でいえば頭脳に当たる部分になります。プログラムの処理速度はCPUのスペックに依存しており、PC作業の快適さを決まります。
通常の事務作業でベストスペックはCorei3シリーズです。新品PCを購入する場合はCPUについてはCorei3相当を購入すれば問題ないと考えます。じゃあ中古を検討する場合どうするかを提案します。ご存じの方も多いとは思いますがCPUは毎年のように新世代が発売されていて半導体プロセスを微細化することで性能が向上しています。
最新13世代のCorei3のCPUベンチマーク結果はざっくり第8世代のCorei5と同じくらいの性能です。つまり第8世代Corei5であれば最新Corei3搭載PCと同じくらいの性能を発揮できると考えられます。最新Corei3相当のスペックがあればこれから5年はCPUスペックで問題になることは少ないと考えられます。
メモリ
メモリは現時点では8GBでOK。未来を見据えるなら16GBを選択するべし
メモリはPC作業を進めるときの処理中に一時保管するパーツです。大きければ大きいほどCPUへの処理受け渡しが早く実施されるので快適にPC作業できます。ここからは実際に私のPCで必要量を検討した結果を示したいと思います。
まず、Windows起動しただけ42%が使用中になっています。これはだいたい3GB常に使用されてるということになります。

次にGoogleChromeを1ページ立ち上げます。立ちあげたページはGoogleです。360MB程度使用しています。

では10ページ立ち上げるとどうでしょうか?仕事をしてると気づくと大量のページを開いてることあると思います。10ページを開いてると1400MB(1.4GB)。まぁまぁの使用量になります。

さてつづいて同じブラウザですが立ち上げてるサイトをyoutubeに変えました。1ページのみ再生の場合750MBです。googleサイトの約2倍ですね。

よく使うofficeファイルですがメモリ使用量はファイル容量と処理内容によって数GBまであがってしまいます。仮に2GB使ってしまうとした場合で10ページのwebページを参考に開いていたとします。
ベース:3GB +Excel:2GB+ブラウザ:1.4GB=6.4GBで8GB以下です。このことから現時点では通常の事務作業では8GBで十分足りると言えます。
ただし、OS,アプリケーション共に年々使用メモリは上がっていきます。5年先を見越すと16GBを選択することをお勧めします。
ストレージ(SSD)
PDF,officeファイルのみなら256GBでOK。画像や動画を少し扱うなら512GB
ひと昔前はストレージはHDDで、古くなると遅くなって困りましたが今はSSDが主流になり読み込み速度の低下はほとんどありません。中古でも問題ありませんし、中古業者で新品SSDへの交換サービスがある場合があります。現在SSDは安価なので交換をお勧めします。容量についてはご自身の利用シーンに合わせて選択してください。
まとめ
PCは少しスペックに余裕を持たせると快適性が高まります。今回おすすめしたスペックは作業ベースで考えたときの快適スペックです。そしてスペックを気にしつつもコストは抑えるために中古を選択するのは賢い買い物上手と思います。
最初に示した表を再度載せておきます。ご参考ください。
OS | CPU | メモリ | ストレージ | |
現在必要スペック | Windows 11 | 第8世代以上Corei5 | 8GB | 256GB |
未来(5年先)まで見据えたスペック | Windows 11 | ↑ | 16GB | 256GB/512GB |