【個人DX~PC時短術編~】USB-typeCを制すれば、タイパを制する!

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こんにちは、タイム所長です。

本記事では、最近ではPC回りの製品で主流になってきているUSB-typeC規格についてです。iphoneの規格として採用されたりなど、各種色々な電子機器に採用されており、PC周りでも充電やデータの授受、映像&音声入出力など用途は様々です。

近年、多くのデバイスで採用されている「USB Type-C」。スマートフォンやノートパソコン、タブレットからゲーム機器、外付けドライブに至るまで、さまざまな機器で目にするこの規格ですが、通信規格と用途によって違いがあります。今回は、USB Type-Cの基本情報から、関連技術であるUSB4,3.0,3.1,3.2,USB Power DeliveryやThunderboltについても詳しく解説します。


USB Type-Cとは?

USB Type-C(ユニバーサル・シリアル・バス タイプC)は、2014年に登場したUSBコネクタ形状の一種で、以下のような特徴を持つ新しい形状のコネクタです:

  • リバーシブルデザイン:上下の向きに関係なく差し込める構造。
  • 小型・高機能:従来のType-AやType-Bに比べてコンパクトながら、高速データ転送や高出力充電に対応。

USB Type-Cは単なる物理的な形状のことです。よく誤解がありますがUSB規格の通信速度とUSB-typeCが同じと思われていますがUSB規格のUSB3.1と同時期に採用されてることで混同している方もいるのではないかと思います。また、USB3.2やPower Delibveryによってデータ転送速度や充電性能を飛躍的に向上させました。これ以降に詳細を説明します。


USB Power Delivery(PD)とは?

USB Power Delivery(USB PD)は、USB Type-Cコネクタを利用する充電規格の一つで、高出力かつ柔軟な電力供給を実現します。以下に主な特徴を挙げます。

  1. 最大240Wの電力供給
    USB PD 3.1規格では、従来の規格(5V/15Wなど)を大きく超える、最大240W(48V/5A)の電力供給が可能です。これにより、ノートパソコンやゲーミングデバイスなど、高電力を必要とする機器への対応が実現しました。
  2. 双方向充電
    USB PDは、接続されたデバイス間で電力供給方向を切り替えることができます。例えば、ディスプレイとノートパソコンがUSB PD対応ケーブルで接続されてる場合、ノートパソコンのみがACアダプターに接続されてる場合はノートパソコン⇒ディスプレイに給電。ディスプレイのみがACアダプターに接続されてる場合はディスプレイ⇒ノートパソコンに給電。

USB4,3.0,3.1,3.2

USB規格でUSB4,USB3.0,3.1,3.2とあります。細かいGenxxについては今回割愛します。

USB3.0が2008年に登場、USB3.1が2013年、USB3.2が2017年、USB4(※4.0ではない)が2019年に登場。USB4 version2は2022年に登場

下記にそれぞれの通信速度を示します。USBを接続するコードや外付け機器を買う際には対応規格を確認することでデータ転送速度の違いが確認できます。通信速度はタイパに直結しますので新しい規格を選定することをお勧めします。またUSB3.2以降はUSB-typeCしか対応していないのでPC購入時に注意しましょう。

USB規格通信速度
USB3.05Gbps
USB3.110Gbps
USB3.220gbps
USB440Gbps
USB4 version2最大:120Gbps(帯域幅ブースト、下りは40Gbpsに)
最大:80Gbps(双方向)
最小:20Gbps

Thunderbolt規格とは?

**ThunderboltTM(サンダーボルト)*は、Intel社が開発した高速データ転送規格で、映像出力やデータ通信や充電などの多機能な技術です。以下に主なバージョンと特徴を解説します。

規格通信速度採用端子
ThnderboltTM10GbpsMiniDisplayPort
ThnderboltTM220GbpsMiniDisplayPort
ThnderboltTM340GbpsUSB-C
ThnderboltTM440GbpsUSB-C
ThnderboltTM5最大:120Gbps
(帯域幅ブースト、下りは40Gbps)
最小:80Gbps(双方向)
USB-C

Thnderbolt5は2023年に出た新規格です。まだ採用機種は少ないですが、USB4 varsion2と同様に高速な通信規格です。最速にこだわる場合は通信規格にこだわってコードやPCを選択しましょう。

Thnderbolt3/4の違いは?

データ通信速度の比較では上記のように同じです。しかし、ディスプレイ出力に違いがあります。ディスプレイ出力に使用する際は用途に合わせて選択をしてください。

ThnderboltTM3ThnderboltTM4ThnderboltTM5
ディスプレイ出力4Kx1台8Kx1台
4Kx2台
8Kx2台
6Kx2台
4Kx3台

USB Type-Cをフル活用でタイパ向上

USB Type-C、USB Power Delivery、Thunderboltの進化は、デバイス間の接続をよりシンプルかつ効率的にしています。これらの規格を正しく理解し、適切なケーブルや機器を選ぶことで、充電速度やデータ転送速度を最大限に活用できるようになります。

これからさらに普及が進むこれらの規格に注目し、生活の中で活用していきましょう!!

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